1972年(昭和47年)~1989年(平成元年)に製造された機器には、絶縁油に微量のPCBを含有している可能性があります。
以下のような機器が、微量PCBの対象になります。
- トランス
- コンデンサ
- 計器用変成器
- リアクトル
- 遮断機
- 整流器
- 開閉器
- 放電コイル
- 中性点接地抵抗器
- 柱上トランス
- OFケーブル
微量PCB対象機器の写真と解説
京都市ホームページにおいて、上記の微量PCB対象機器が、写真付きで解説されています。
- 測定対象PCB廃電気機器一覧 (PDF) ・・・京都市「微量PCB分析の補助金について」 の補助対象機器一覧より。
上記の トランス~中性点接地抵抗器までの9機器が、一覧になっています。
1990年(平成2年)以降
1990年(平成2年)以降に製造された機器には、以下のような絶縁油に対する品質管理が強化されているため、PCB含有の可能性はほとんどありません。
- 絶縁油メーカーが再生油生産を中止し、新油のみを使用している。
- 絶縁油出荷時などに、PCBの分析を実施している、など。